個人事業主が法人成りするメリットや税理士に依頼できること

個人事業主よりも法人成りした方がメリットが多い、ということを良く耳にするかと思います。

実際に、法人成りするメリットは数多くありますが、以下にいくつか挙げて解説していきましょう。

また、法人成りをする際に税理士に依頼できることについても触れていきます。

個人事業主が法人成りするメリット

個人事業主が法人成りするメリットとしては次のようなものが挙げられます。

税金のメリット

まず個人事業主が法人成りする際にあげられるメリットとしては、税金が挙げられます。

個人事業主での税金は利益に対しての個人の所得税であり、この所得税は累進課税制度が取られています。

そのため、個人の住民税も合わせて最大55％の税率が大まかにかかることになるのです。

しかし、法人成りをすると、税金が法人税となります。

法人税は利益に対して一定税率であることから、課税所得が800万円程度のハードルを超えた時に個人の所得税よりも税金が少なくて済むことになるのです。

信用のメリット

次に信用のメリットです。

信用のメリットとしては、主に資金調達などで発揮されます。

例えば、資金調達をしたいときには法人化しておくことで資金調達の選択肢が広がったり、対金融機関に対しても印象が良くなったりします。

この他にも対法人との仕事をしやすくなる、取引をしやすくなるといったメリットもあります。

赤字の繰り越し

個人事業主の場合には、青色申告の場合に赤字については3年繰り越すことができます。

しかし、法人の場合には10年繰り越すことが可能になります。

法人成りの際に税理士に依頼できること

法人成りをすることで多くのメリットがありますが、法人成りの際に税理士に依頼できることがあります。

それは、税務書類の作成や提出、事業計画書の作成、決算書類の作成、提出などです。

法人になると個人の時よりも提出する書類が多くなったり、書類が複雑化していったりします。

そのため、税理士を活用することによって業務の効率化を図っていくことが重要になってくるのです。

法人成りに関することは大樂公認会計士・税理士事務所までお問い合わせください

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